カラーレーザー始めました
NECのカラーレーザープリンターMultiWriter 5750C導入しました。
全然そんな予定なかったんだけど、一昔前ではアリエナイ値段になっていたのでついうっかり。
2年前の製品で、定価は9万ほどしますが、1年ほど前から投売り状態だったようで。現在はなんと1.5万まで下がってます。
XEROXのDocuPrint C2110のOEMのようですがそれよりも安いどころか、なぜか下位モデルのMultiWriter 5700Cよりも下がり値崩れ放題です。
40cmキューブサイズで約20kgあります。でかいといわれているそうですが、カラーレーザーといえば木枠に載せられてフォークリフトで運ばれるイメージだったので、むしろずいぶん小さく軽くなったものだと。ただ、箱はでかいです。
ネットワーク対応なので、マシンルームに置く必要もなくて便利です。キッチンに設置して、FTTHのルーターに直につないでいます。これでどこのPCからも使える上に、ブラウザで状態を確認できます。
カタログスペック上は、カラー18ppm、モノクロ20ppmとなっています。イマドキのカラーレーザーからすれば大して速くもないようですが、インクジェットと比べると、自転車とジェット機くらいの違いです。ただ、写真印刷品質を比べると、インクジェットの本気モードには遠く及びません。及ばないというか、インクジェットが銀塩写真品質を目指しているのに対して、レーザーはオフセット印刷品質を目指しているという感じで、そもそも目的地が違うのでしょう。ただ、カラーオフセット印刷を見慣れている現代人の目からすれば、オフセット印刷っぽいカラーレーザーの品質の方が好ましく思えるシーンは少なくなさそうです。
とりあえず印刷品質を見ようと何種類かの用紙を用意して試してみました。すべてA4のレーザー用です。
結果は、KOKUYOのデジカメ写真用紙を除き、紙の違いによる印刷品質の違いはさほどありませんでした。実際、一般的なコピー用紙でも、(インクジェットでコピー用紙に印刷した場合に比べると)結構綺麗に印刷できます。デジカメ写真用紙だけは、プリンタとの相性が悪いのか、トナーが定着しきれないようで、使用に難ありでした。
また、この機種の問題なのか、個体差なのか、よく見ると若干横縞ムラが見えます。今回試した限りでは、グレードの低い紙ほどこのムラが見えやすい傾向にあるように感じました。が、気のせいかもしれません。
ぱっと見の品質では、やはりサンワのフォト光沢紙が一番綺麗に見えますが、トナーが乗った部分は光沢がやや失われますので、印刷物として光沢が均一ではなくなります。均一で自然な光沢を得たいのならば、セミ光沢がベターです。ハートのプレミアムフォト光沢も、「光沢」とありますが実際は半光沢で、自然な感じの印刷結果が得られました。
また、厚手の用紙は手差しになりますが、この機種は手差しのガイドが貧相で、A4をまっすぐ手差すのは至難の業です。なので、厚手の用紙の常用は想定しない方がいいでしょう。
結論として、ハートのプレミアムフォト光沢が印刷結果が自然で枚数単価も安く、ちょっとペラいですが紙質も含めて「商業印刷っぽい」使いやすい用紙ではないかと思います。さらに、ここぞというときのためにサンワのフォト光沢紙を用意しておくといいかと。
トナーですが、小容量(1000枚)と大容量(2000枚)の二種類がラインナップされています(黒のみ3000枚の超大容量あり)。標準で搭載されているのは1000枚の小容量ですが、イニシャルでトナーを消費するようで、実際には800枚程度とのこと(あくまでカタログスペックで)。大容量のカラーは1本7千円ちょっとしますが、リサイクルトナーならば大容量全色4本セットで1.5万程度からあるようです。本体と同じ値段ですが。
両面印刷ユニットもあると便利そうなんですが、それはそれで2万するんですよね。
全然そんな予定なかったんだけど、一昔前ではアリエナイ値段になっていたのでついうっかり。
2年前の製品で、定価は9万ほどしますが、1年ほど前から投売り状態だったようで。現在はなんと1.5万まで下がってます。
XEROXのDocuPrint C2110のOEMのようですがそれよりも安いどころか、なぜか下位モデルのMultiWriter 5700Cよりも下がり値崩れ放題です。


カタログスペック上は、カラー18ppm、モノクロ20ppmとなっています。イマドキのカラーレーザーからすれば大して速くもないようですが、インクジェットと比べると、自転車とジェット機くらいの違いです。ただ、写真印刷品質を比べると、インクジェットの本気モードには遠く及びません。及ばないというか、インクジェットが銀塩写真品質を目指しているのに対して、レーザーはオフセット印刷品質を目指しているという感じで、そもそも目的地が違うのでしょう。ただ、カラーオフセット印刷を見慣れている現代人の目からすれば、オフセット印刷っぽいカラーレーザーの品質の方が好ましく思えるシーンは少なくなさそうです。
とりあえず印刷品質を見ようと何種類かの用紙を用意して試してみました。すべてA4のレーザー用です。
商品名・型番 | 紙厚 | 枚数 | 定価 | 備考 |
---|---|---|---|---|
KOKUYO 両面印刷用マット紙[標準] LBP-F1210 | 0.144mm 128g/m2 | 100枚 | 945円 | |
KOKUYO 両面印刷用セミ光沢紙[薄口] LBP-FH810 | 0.082mm 84.9g/m2 | 100枚 | 997円 | |
KOKUYO 両面印刷用セミ光沢紙[中厚口] LBP-FH2810 | 0.14mm 127.9g/m2 | 100枚 | 1,417円 | |
KOKUYO 片面印刷用デジカメ写真用紙 LBP-FP1310N | 0.203mm 210g/m2 | 30枚 | 2,257円 | |
ハート レーザープリンタ専用紙 プレミアムフォト光沢 DWP202 | 0.10mm | 250枚 | 1,398円 | 両面光沢 |
サンワサプライ フォト光沢紙[厚手] LBP-KAGNA4 | 0.185mm 186g/m2 | 30枚 | 976円 | 裏面マット |
結果は、KOKUYOのデジカメ写真用紙を除き、紙の違いによる印刷品質の違いはさほどありませんでした。実際、一般的なコピー用紙でも、(インクジェットでコピー用紙に印刷した場合に比べると)結構綺麗に印刷できます。デジカメ写真用紙だけは、プリンタとの相性が悪いのか、トナーが定着しきれないようで、使用に難ありでした。
また、この機種の問題なのか、個体差なのか、よく見ると若干横縞ムラが見えます。今回試した限りでは、グレードの低い紙ほどこのムラが見えやすい傾向にあるように感じました。が、気のせいかもしれません。
ぱっと見の品質では、やはりサンワのフォト光沢紙が一番綺麗に見えますが、トナーが乗った部分は光沢がやや失われますので、印刷物として光沢が均一ではなくなります。均一で自然な光沢を得たいのならば、セミ光沢がベターです。ハートのプレミアムフォト光沢も、「光沢」とありますが実際は半光沢で、自然な感じの印刷結果が得られました。
また、厚手の用紙は手差しになりますが、この機種は手差しのガイドが貧相で、A4をまっすぐ手差すのは至難の業です。なので、厚手の用紙の常用は想定しない方がいいでしょう。
結論として、ハートのプレミアムフォト光沢が印刷結果が自然で枚数単価も安く、ちょっとペラいですが紙質も含めて「商業印刷っぽい」使いやすい用紙ではないかと思います。さらに、ここぞというときのためにサンワのフォト光沢紙を用意しておくといいかと。
トナーですが、小容量(1000枚)と大容量(2000枚)の二種類がラインナップされています(黒のみ3000枚の超大容量あり)。標準で搭載されているのは1000枚の小容量ですが、イニシャルでトナーを消費するようで、実際には800枚程度とのこと(あくまでカタログスペックで)。大容量のカラーは1本7千円ちょっとしますが、リサイクルトナーならば大容量全色4本セットで1.5万程度からあるようです。本体と同じ値段ですが。
両面印刷ユニットもあると便利そうなんですが、それはそれで2万するんですよね。
