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IvyBridge組みあがりました

 筐体は古いのを使い回そうかと思っていたのですが、120角ファンが付いたHDD4台を5インチベイ3段に収めるラックがあるといいよねーと探していたら、筐体と大して値段が変わらないことに気が付いたので。

 選択のポイントは

1.内部3.5インチベイが豊富なこと
2.ファンが付属すること
3.フロントにUSB 3.0コネクタが出ること
4.電源は別で買ったのでいらない

の結果選んだのがKEIAN KT-A206

KEIAN PCケース 電源無し ATX ブラック KT-A206KEIAN PCケース 電源無し ATX ブラック KT-A206
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KEIAN

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 ダースベイダーみたいですね。

 結果、こんな感じに。
Dsc00638.jpg
 この筐体、中まで真っ黒なんです。そして電源は偶然にも同じKEIANのGORI-MAX2 650Wで、これまた全く同じ質感で真っ黒。さらにマザー基盤も黒だったんで、中もほぼ黒ですよ。ほぼクロZですよ。ほぼいろクローバーZですよ!

KEIAN ATX電源「GORI-MAX2」 650W 80PLUS STANDARD KT-S650-12AKEIAN ATX電源「GORI-MAX2」 650W 80PLUS STANDARD KT-S650-12A
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KEIAN

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 ちなみにこの筐体の注意点なんですが

1.12cm角ファン×2が付属する(購入時点では搭載されていない)が、電源が4ピンペリフェラルなので、回転数はモニターできないし、制御もできない
2.電源ランプのコネクタもこれまたなぜか4ピンペリフェラル。電源が入っているかは確認できるが、マザーによってはスタンバイ中に点滅するといったメッセージは表現されない
3.フロント(ってか上面)USB 3.0および2.0/1.1のコネクタはピンヘッダ接続。ちなみにUSB 3.0のピンヘッダは2.0/1.1よりもピッチが狭く互換がない
4.内部3.5インチベイにHDDを搭載する場合は、SATAケーブルのHDD側コネクタがL字じゃないと閉まらないかケーブルが痛む
5.スペックには奥行き460mm×高さ430mmとあるが、実際には約490mm×455mm(突起部除く)とやや大きい

 全体的にはこの値段としては作りはいいんじゃないと思いますが、なにせ筐体は使い回しが多くてここ数年はマトモに買ってないので、ひょっとしたら最近はこんなもんなのかも?プチ浦島。

 あ、ちなみにCPUクーラーはサイズのにしました。
サイズ KABUTOクーラー SCKBT-1000サイズ KABUTOクーラー SCKBT-1000
(2009/04/22)
サイズ

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IvyBridge続きました

 ときにGIGABYTEのGA-Z77X-UD3Hというマザー、CPUの脇にmSATAコネクタが載ってるんですね。
Dsc00616.jpg
 ここにSSDを載せて、チップセットに搭載されているSmart Response Technologyを使うと、HDDのキャッシュとして機能するとか。SandyBridgeをスキップした間に(ry
 SSDはまだ手を出すつもりはなかったのですが、そう言われては試してみるしか。あくまで試しなので小さいのでいいやということで買ったのはこちら。
SanDisk 16GB Half Slim SATA SSD(SDSA4AH-016G)
 買った後で詳しく調べたところ、Smart Response Technologyには18.6GB以上のSSDが必要とのこと。って、ナンだよその中途半端な容量!16GBじゃダメなんですか?
 とか言いながら届いたのを見たところ…
Dsc00625.jpgDsc00626.jpg
 そもそもコレ、mSATAじゃないし…(ラベルが破れてるのはアウトレットだったから?)

 まあ普通のSATAドライブとして何かには使えるかもしれないけど、単体のドライブで16GBとか今となっては微妙すぎ。

 そして気を取り直して再度調達したのがこちら。
Kingston SMS100S2/32GB
Dsc00628.jpgDsc00631.jpg
 これをおもむろにパイルダーオン!
Dsc00635.jpg ちなみにこのmSATAコネクタはSATAポート5と排他利用になっていて、早い話が実はSmart Response Technologyを使うのには別にmSATAのじゃなくても、普通のSATAのSSDでも良かったとかなんとか。そっちの方が容量大きいし速度速いし容量単価安い製品がいっぱいあるので、パイルダーオンにこだわるのでなければその方が選択肢も広くていいでしょうね。

 さしあたりまずはお約束のベンチマークを。間違えて買っちゃったSunDiskの方と、比較用にHGST 500GBと、WD 500GBのHDDも。新しくはないんで比較になるのかは分かりませんが。

HGST HDD 500GB
hgst.jpg

WD HDD 500GB
wd.jpg

SunDisk SSD 16GB
sundisk.jpg

Kingston SSD 32GB
kingston.jpg


 わー…なんかイロイロビミョー。まあそれでも細かいファイルアクセスには多少は体感できるくらいの効果は出るかな?出ないかな?

 ところで、Smart Response Technologyを使うには、BIOSでSATAコントローラを通常使われるAHCIモードからRAIDモードに切り替えないといけないんですが、OSが入っている状態でいきなり切り替えちゃうと、ドライバが入ってないのでブート不能になってしまいます。なのでまずはそっちのドライバを入れてから─なんてちょと敷居の高い作業が必要になったり、あるいはSmart Response TechnologyはOSインストール時にしか設定できないとか誤解を生むんですが、このマザーは「EZスマートレスポンス」「EZセットアップ 」という、その辺りをお任せでよきに計らってくれるユーティリティがあるので安心です。

 でもってこんな感じで設定するんですが。
srt_20120805180409.jpgsrt2_20120805180409.jpg
 特定の物理HDDに対してSSDを割り当てるので、パーティーションを割ってあっても「こっちのパーティーションだけ」といった方法はできないみたいです。
 拡張モードと高速モードがあって、書き込みもキャッシュするかどうか、いわゆるライトスルーかコピーバックが選べます。高速モードにすると書き込みも速くなるけど、停電などの事故によってデータ消失の可能性あり。あと、SSDの寿命も短くなるような気がします。

HGST + Kingston 拡張モード
srt_enhanced.jpg

HGST + Kingston 高速モード
srt_maximize.jpg


 うーん…まあ、そんな感じだよなぁ。高速モードの方がReadがビミョーに遅いのは単なる測定誤差だと思いますが。もっと速いSSDを使えば効果覿面!的な数字が出たんでしょうが、体感的には…あー…ひょっとしたら起動早くなったかも?それともプラシーボ?

 ちなみにそもそもの目的であったビデオのエンコードですが、Core i5 660 3.3GHz + DDR3 1333MHz 4GB×2 + Windows XP SP3 32bitと比較したところ、TMPGEnc Video Mastering Works 5のH.264エンコード(x264エンコーダ)で約2倍になってました。コア数に比例ってワケじゃないでしょうが。ちなみにQuick Sync Videoを利用するMedia SDKでエンコードしたところ、さらに1.5倍くらいになったのですが、レートに固定品質がないこともあって、結果の画質に満足がいくものではありませんでした。フェードイン・アウトがブロックバリバリで、リアルタイム中継ならばともかく、保存用にはお話にならない感じ。この辺りはハードウェア的なものなのか、それともソフトウェアのアップデートで対応できるものなのか。ちょっと残念です。

IvyBridge始めました

 ビデオのエンコードの遅さに、衝動的にIvyBridgeを導入しました。SandyBridgeはCalrkdaleに比べてさほどアドバンテージを感じなかったのでスルーしたのですが。

CPU : Intel Core i5 3570K 3.4GHz(Turbo Boost時3.8GHz)
Mother : GIGABYTE GA-Z77X-UD3H
Memory : TEAM TED316G1600C11DC (PC3-12800-8GBx2)

 安全第一でオーバークロックする気はないのですが、CPUはK付きじゃなくても1000円くらいしか違わなかったので。あと内蔵GPUがHD4000だとひょっとして幸せになれることもあるかもしれないなぁと。別に3Dやるわけじゃなくて、Quick Sync Videoに期待してのことで。
 マザーは特に詳しく調べたわけじゃなくて、適当にメーカーを決め打ちした上で、適度に価格とスペックのバランスの取れているのを選んだんですが、後から調べたら何かと信頼性高い設計になっているみたいですね。期待できそうです。
 OSはWindows7 64bitを入れるので、メモリはちょっと景気よく。オーバークロックする気はないので(ry

 HDDはWDの2TBを2本買いましたが、それはサーバーの方に入れ替え、押し出されたHGSTとWDの500GB各2本ずつを回します。ちなみにサーバーの方はcoregaの外付けケースCG-HDC2EU3100でミラーリング運用しています。coregaは割とアレな製品が多いのですが、このケースはなかなか安くて勝手がよく多用しています。

Dsc00611.jpg
 とりあえず仮組み。背景がアレですが気にしない方向で。
Dsc00610.jpg


 しかしSandyBridgeをスキップした間に、マザーもずいぶん変わりましたね。
Dsc00614.jpg こんな電源スイッチがマザー上に載っていたり…


Dsc00621.jpg BIOSもこんなグラフィカルになっていたり。

 プチ浦島気分です。

 さてOSのインストールですが、ちょっとユニークなケースですが二点ほどトラブルに見舞われたので、解決法を紹介しておきますね。

 インストールに際して、とりあえず光学ドライブはUSB外付けポータブルDVDドライブを使ったのですが。インストール始まっていきなり光学ドライブが見つからないと言い出して。
Dsc00623.jpg いやお前たった今ブートしたじゃんと抗議するも受け入れられず。ドライバがないなら入れればいいじゃないと、マザーのCDに入れ替えるも、ディスクを入れ替えたことが認識されないのか、OSのディスクのキャッシュしか表示されないし。なんだコレ?と思ってしばらくハマってました。
 このマザーの背面にはUSBが6ポートありまして、
Dsc00619.jpg
USBマウス/キーボードHEREというシールが貼ってあるポートに素直にマウスとキーボードを繋いでたんですが。必然的にDVDドライブはその他のポートに。実は背面に出ているポートは、そのマウス/キーボード用以外はVIAのブリッジ噛ませてたんですね。残りのチップセットのUSBポートは全部マザー上のピンヘッダ。なので、このマザーでUSB光学ドライブからOSを入れようと思ったら、チップセットポートの方にドライブを繋ぎ、PS/2のマウスかキーボードを使うか、あるいはマウスを繋がずにOSインストール終了までキーボードだけで頑張るかといった工夫が必要です。マザーのマニュアルの、製品の仕様の表の中にちらっとそれに関する表記はあるんですが、いちいちそんなの目を通しませんよね。

 次いで、今度はインストール先のHDDが見つからないとか。間違いなくチップセットのSATAポートに繋がってるし、BIOS他ではドライブ自体は認識してるんですよね。
Dsc00624.jpg ただ、これに関してはうすうす思うところがあって、インストールしようと思ってるHDDは、先ほどのcoregaのRAID箱でストライピングで使ってたのをバラしたモノなんですよね。OSインストール時にそういったMBRは適当に書き潰してくれるのかと思ったら、ちゃんと初期化しないと使えないようです。こちらの「GPT・MBRの設定を初期化する」という方法で、無事認識するようになりました。別途SATA HDDが接続できて、Windowsが稼動しているPCが必要ですけど(あるいはDOSのブートディスクでもいいのかな?)。


 つづきます


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