Mini ITX筐体Betty来たよ


カバーは側面と天面が繋がってコの字になった、よく言えば昔ながらの、悪く言えば古臭い設計になっています。二昔前、どころか三昔四昔前は主流でしたけどね、イマドキこれはどうなんでしょう?


内部はと言えば、スチールが無垢のまま、エッジの処理も十分とは言えず、うっかりしたところに触れれば手を切りそうです。ってか切りました。電源はSFX 300Wが標準で載ってますが、これもいかにも付属の電源といったたたずまい。しかも115Vと230Vの切り替え式。えー…サイズって日本のメーカーだよねぇ?コストダウンというよりも、フロントパネルはサイズが作ってるかもしれないけど、それ以外はどこか海外のをそのまま持ってきてるだけのような気がしますね。あるいは電源だけでも載せ代えといた方がいいのかも?

フロントに8cm角ファン×1、リアに6cm角ファン×2を取り付けることはできますが、どちらも付属しません。IvyBridgeのCeleronだし、ビデオカードも載せないので不要かなとも思いましたが、縁起モノみたいなモンだし、フロントの8cm角だけ用意しました。


メーカー揃える気は特になかったのですが、こちらもサイズのGELID Silent8 PWMです。マザーにはケースファンコネクタが一つだけですが載っていますので、回転数をPWM制御してくれます。


結線してブリッジを取り付けましたが、余ったケーブルを逃がすのに結構ゴチャゴチャです。Celeronの純正ファンであれば、ブリッジ、つまり5インチデバイスの底とぶつかることなくある程度の空間を確保できていますので、冷却は問題はなさそうです。

5インチデバイスはフロントパネルを外した上で、前面からスライドして押し込むしかありませんが、組んでしまうとマザーボードにほとんどアクセスできなくなってしまうので、メンテナンスがやや面倒です。特にCPUファンにケーブルを触れさせないように気をつけないといけません。まあケーブルの取り回しやメンテナンス性は小さい筐体では多少なりとも犠牲になるのはやむを得ませんね。
小型の自作用筐体としては、ちょっと古いですがMt.Jadeとも呼ばれていたMicro ATX筐体が手元にありますので、そちらと大きさを比較してみました。


幅はほぼ同じですが、高さは35ミリほど、奥行きは65ミリほど小さくなっています。奥行きが短くなったことでコンパクトになった感は確かにありますが、Micro ATXとMini ITXであることを考えると、拡張性や選択肢を捨ててまで満足できるサイズダウンかは微妙なところです。てかMt.Jadeがかなり秀逸だったんですよね。CPUの位置やファンを選びますけど(今は干渉するダクトパーツを付けずに運用しています)。
ちなみに電源ランプは高輝度青、HDDランプは赤です。電源スイッチは重くも軽くもなく、ストロークもちょうどよくぐらつかないカチッとクリック感のあるなかなかいい感触なんですが、なぜかリセットスイッチはありません。なぜそこを省く?
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Nexus10用キーボード

Surfaceをメインターゲットに設計されていてWindows8キーも装備しますが、Androidの対応も明記されていて、評判も上々のようです。
エッジがラウンドにカットされていて、フレームはメタル(アルミ合金?)一体で高級感があります。タブレットスタンドになるカバーが付属しますが、カバーには磁石が二箇所仕込んであり、カバーの着脱でキーボードの電源が自動的にオン・オフします(Fn+Escで手動オン・オフもできます)。
形状からパンタグラフかと思っていたのですが、タッチ感からするとメンブレンのようですね。モバイルキーボードとしてはキータッチも悪くないと思います。カーソルキーが小さいなどやや慣れが必要な部分もありますが、ノートのキーボードだと思えば。ただ、ファンクションキーはFnキー併用でないと打てないというのがちょっと難儀です。FEPの変換などの際にはファンクションキーを使うことも多いですからね。


ボディーがメタルなので強く打ってもたわむことなく、また、その強度の割には本体の重量(バッテリー単4×2本込み)は実測252グラムと、比較的軽量です。
非常にシンプルかつセンスを感じさせる逸品といっていいでしょう。Microsoftロゴは背面に入ってますが、写真の撮り方によっては左のように見えなくなってしまう程度しか主張していないのも好感が持てます。

また、タブレットスタンドになるだけあって、実測で約205グラムと、カバーとしては結構な重量があります。また、カバーをすることで5ミリ程厚くなりますので、持ち歩くときにはカバーをするべきかビミョーなところです。スタンドにならなくていいから、必要最低限キートップ保護するだけのもっと薄くて軽いカバーも欲しかったところです。


とはいえ、重量があるだけに、Nexus10を載せてもかなり安定感があります。Surfaceをターゲットにしているのですから、もっと重くても大丈夫なように設計したのでしょう。

結局重量も大きさもトータルではノートとさほど変わらない感じになってしまいましたが、これで必要とあらばもりもり文章を入力することも苦ではなくなるかもしれません。まあAndroidの操作体系自体がまだアレなところがあるので、本気に入力したければやはりノートの方が捗りそうですが。
おまけ
ついでにタッチペンも買ってみました。


プリンストンテクノロジーのnanoという製品です。右の一般的なゴム先端のタッチペンの径約8ミリに比べ約6.5ミリとやや細く、カーボンナノチューブで織られた繊維でできてます。全体的な質感も悪くなく、軽めに作られていますが、一般的なものに比べるとすべりもよくすらすら書ける感じはします。ただ、こういったものは機種(や貼ってある液晶保護シート)との相性もありますので、全てにおいていいとは限りませんが。うちにある端末で試した限りでは、
するする書ける…Nexus10、Optimus Vu
やや引っ掛かりを感じる…HTC J
操作にやや難あり…Xperia mini PRO
ちゃんと書けることの方が少ない…Galaxy Tab 7.7
という結果でした。反応が悪くても筆圧高めに押さえれば使えなくはないんですが、ペン先の劣化早そうですし。Nexus10は軽く触れただけでしっかり追従してくれますので、相性はいいみたいです。
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Celeron G1610買いました


ってことで、IvyBridge Celeron G1610買っちゃいました。
円安なんてなんのその、3870円でした。スペックは2.6GHz 2コア2スレッド、L2キャッシュ2MB、DDR3-1333対応です。


マレーシア産のS-spec SR10Kでした。





で、その筐体ですが、サイズのMini-ITX筐体Bettyを取り寄せ中です。届いたらまた。
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通話ができるキーボード

Bluetoothでスマートフォンなんかにペアリングして、キーボードになり、オーディオ受信機になり、ハンドセットにもなるという、半ばヤケクソ気味の欲張りデバイスです。定価は1万以上するようですが、なんと1680円という、メーカー涙目投売り状態とあれば、たとえ使えなくても買って遊んでみる価値はあるでしょう。


表面にはキーボード。両手で持った際に打ちやすいようにキーが左右に分かれており、センターにはカーソルキーが、上部にはディスプレイを備えているのですが、このディスプレイが単色ながら、透過型の有機ELディスプレイでカッコイイ!普通ならモノクロ液晶とかで済ますところ、この製品に対する気合の入り方が伺える…はずなのですが。



HTC Jと比べると、若干長いですが細く、重量は実測で64.2グラムと軽量です。


先進的な雰囲気で遊ぶには面白いんですが、両手でキーボードを操作しても、打った文字はスマートフォンの画面を見ないと分からないわけで、そうなると手が一本足りないなぁと。うーん…何かもう一工夫欲しいところですよね。どうしたらいいんだろう?
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Nexus 10使用感
解像度の割にはCPUやGPUがイマドキとしてはそれほど突き抜けてるってワケでもなくて、ややパワーバランスが悪いってのは確かにそうなのかも。ヌルヌルサクサク至上主義者からすれば物足りないかもしれない。とはいえCortex-A15のデュアルコア1.7GHzなので、それだけ見れば十分と言えば十分。今流行りの5インチWXGAハイエンドスマートフォンの4倍のピクセル数ってのが常軌を逸してるワケで。まあ高解像度の弊害は買う前から分かってましたし、その分メモリは2GB積んでますので。
そうなるとその解像度を生かした使い方をしないことには、飼い殺し的なことになってしまいますが、Androidでその解像度を生かした使い方となると…(タブレット自体がそんなに使い道ないだろというのは置いといて)
まあまずは電子書籍ですかね。


BOOK WALKERのリーダーですが、標準では文字が小さすぎでしたので、文庫本に合わせて文字を大きくして並べてみました。片や印刷物、片や発光してますので、どちらが見やすいかは一概には言えませんが、ルビなどの小さな文字も視認性は印刷物に負けません。むしろインク滲みや紙の毛羽立ちの状態によっては、印刷物よりも見やすいこともあるかもしれません。もっとも、10インチのタブレットで本を読もうと思ったら、もう少し文字を大きく設定しそうではありますが。
それ以外では…Androidでは現状あまり思いつきませんので、いっそWindowsでも表示してみましょうか。Jump Desktopというアプリを使ってみます。Windows PC側にもアプリケーションをインストールする必要がありますが、インストールされたPCをリモートデスクトップのように操作できます。お互いを入力されたGmailアカウントとそのパスワードで探しますので、それ用にGmailアカウントを新たに作ると安心でしょう。


広大なデスクトップ空間を確保できますが…10インチでは細かすぎて操作しやすいとは言い難く…。あと重いです。分かっていたことですが。PC側のOSがWindows 8ならば、ジェスチャなんかも効きます。まあ面白くはあるんですが…それだけです(汗)。
この解像度を生かすにはAndroidはまだ若すぎたって感じでしょうか。カタログスペック上でRetinaディスプレイの上を行きたかっただけって気もしますしね。ただ、この端末が出たおかげで、この解像度を生かせるような機能なりアプリが出てくる可能性もあるワケで、その卵と鶏が技術革新の一端を担っているのかもしれません。とか適当なことを言ってみたり。
とまあ、ディスプレイにばかり目が行ってしまいますがこの端末、Wi-Fiが相当速いです。うちにあるAndroid端末の通信速度は、「まあモバイルだしね」という免罪符があるから許される程度のもっさり加減なんですが、Nexus 10のWi-Fiレスポンスときたら、普通のノートPCのWi-Fi並か、それ以上かもしれません。商品ページに「高度なMIMO Wi-Fiと高速化したページ読み込みにより、通常のWi-Fiの最大4倍の速度でウェブブラウジングできます。」とあるのは伊達じゃありません。最新の4.2やChromeのおかげもあるのでしょうが、Kindle Fire HDもウリの一つにしているデュアルバンドMIMOとどっちが速いでしょうかね?いずれにしても、これまでは「ちょっとした調べごとでPC立ち上げるのは面倒だけど、Androidでもっさり調べるのもかったるいし」みたいでイマイチ据え置きAndroidタブレットも必要性があるのかないのか疑問でしたが、これならばもっと積極的な有用性を見出せそうですよ。

Nexus 10 rootedへ至る道であわや文鎮化
Nexus 10のroot化で調べるとまずはNEXUS 10 TOOLKIT V1.3.0に行き当たるんですが、どうもこれはAndroid 4.2にしか対応していないっぽい。オートアップデートで最新版のV1.7.0にすれば4.2.1もイケるようですが、オートアップデートするにはDonateが必要とな。オートがなければマニュアルでいいじゃない、と思ったのですが、V1.7.0のパッケージやアップデータは見つけることができませんでした。
なのでこれは一旦諦めて、次にWug's Nexus Root Toolkit v1.6.2ってのを。


4.2.1も選べるし、ダイアログベースなので、より簡単です。

で、まずはUnlockしようと思ったら…

思ったら…
ブートロゴで止まってしまいました…。30分程放置しましたが、先に進む様子がありませんorz
なのでハードウェアリセットしようと思ったら…リカバリーモードが壊れてる…?
ヤバい。bootloaderモードには入れるけど、それ以上どうしようもない。早くも文鎮化……?
うあーどっかにファームないかなーと思って探したら……あった!あったYO!Factory Images for Nexus Devicesが!さすがリファレンス機。2/9現在4.2しかないけど。Android SDKのplatform-toolsに入っているfastboot.exeにパスが通っている状態で、解凍したディレクトリ内のflash-all.batを実行すれば、すっかり元通り!はーびっくりしたー。
バージョンが戻ったので、今度はNEXUS 10 TOOLKIT V1.3.0で。


Nexus 10
3ヶ月遅れで…とか、もうすぐ改良版が発表されるのに…とかで買い渋ってる人も多いようですが、そんなの関係ありません。欲しいときが買い時なんです。心配しなくても、もし改良版がホントに出ても、きっと日本だけまた3ヶ月くらい遅れますから。買わずに後悔するよりも、買って後悔しましょう。
というわけでドン!




モデルナンバーはGT-P8110HAAXJPとなってます。箱裏の説明も日本語になっているので、正真正銘日本モデルですね。ただ、FedExの送り状を見ると、発送元がEXPANSYSになっています。この住所は香港のEXPANSYS Japanですね。おや?そういうモンなの?ソニーストアでXperia Tablet Z買ったらソフマップから送られてきた、みたいな…
ひょっとしてどこから発送するかでモメて、3ヶ月遅れたのか?とか思いましたが、どうやらNexus 7もEXPANSYSから発送されているようですね。ただ、Nexus 7は発売当初に注文殺到で混乱し、かなりトラブルがあったみたいですから、ひょっとしたらまたそんなことになってヤダとゴネたとか、大量注文来ても大丈夫なように体制作るので遅れた、とか邪推してみます。結果、時期を逃して大量注文にはならなかったと思いますので、正しい判断だった、のか?となると、発売が遅れたのは日本人の新しいもの好きな体質のせいってことでしょうかね?ごめんなさい。
まあモノに関してはjuggly辺りを見てもらうとして。


ACアダプタはSAMSUNGの例のが付いてました。



プリインストールされているアプリはこれだけ。余計なものが入ってなくていいですね。ブラウザはChromeが入ってます。
初期状態でAndroid 4.2が入ってましたが、すぐにアップデートが降ってきまして、


4.2.1になりましたとさ。
この端末の一番のウリ、2560x1600という解像度はブログの写真とかじゃ分かりませんけど。

あ、ケースはコレ。
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Bluetoothキーボード切り替え
通常の場合、つまりペアリング先PCも生きている状態で、他へ切り替える場合はポンと押すだけで、電波状態がよければほぼ瞬間的に切り替わります。ちょっと慣れるまでに時間が掛かるかもしれませんが、すでに結構快適にカチカチ切り替えて使えてます。そういうマウスもあるといいかもですが、マウスは好みが千差万別ですからね、USBマウスをBluetoothにできるキット(切り替え&ハードウェアペアリング付)とかあるといいですね。

Bluetoothキーボード
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なんでわざわざ2.1と3.0にしたかってーと、同じ物で前回のノーブランドの二の舞になってもヤだなと思ったので。マトモなメーカー品なら杞憂だとは思うんですけどね。
でもってもう一つ。前回ちょっと書きましたが、Bluetoothキーボードは通常、OSが立ち上がってドライバが読み込まれて始めて使えるようになるものなので、BIOSだとか、OSの起動オプションだとか、あるいはOSのインストール時には使えません。そういう時だけUSBで繋げばいいじゃんというのはそれはそうなんですが、なんとなく美しくないし負けた気がするので、なんとかならないか調べてみました。
すると、LogicoolのMX5500というBluetoothのマウス&キーボードに付属しているレシーバーRCBT-MXならば、BIOSでも使えるという情報が。どうもこのレシーバー、自前でハードウェア的に接続先を記憶していて、通電されると勝手にキーボードを(マウスも?)ペアリングしてくれるみたいなのです。Bluetoothドライバが読み込まれるまではUSBキーボードをエミュレートし、ドライバが読み込まれれば通常のBluetoothアダプタとして他の機器とも接続できるとかできないとか。それがあれば確かに問題解決です。
で、そのレシーバー、本来はMX5500というセットの付属品なのですが、Logicoolのスペアパーツ販売で何食わぬ顔で売っていたり。でもハードウェアでペアリングとか、お高いんでしょ?と思いきや、なんと1500円という良心的なお値段(送料682円)。まあ上のプラネックスよりは高いし、Bluetooth2.0ではありますが。あと今となっては結構大きいんですよね。PCのフロントUSBポートに挿してたら、何かの拍子に折っちゃいそう。なので、ついでにLogicool純正のUSB延長ケーブルも一緒に買ってみました。延長ケーブルなんて他でいくらでもあるけど、スタンドっぽくなっててちょっとカッコよかったので。


RCBT-MXは普通のUSBメモリくらいの大きさがあります。それに対してプラネックスの小さいことよ。しかも2.1と3.0は裏の刻印でしか外見上見分けが付きません。ストラップホールが付いているので、見分けやすいストラップをつけておくといいかも。

Bluetoothドライバは付属しませんが、Logicoolのサイトからダウンロードできます。
で、これらのアダプタと、前回のマッシュルームで4台のPCとペアリングさせてみたところ、すべて正しくペアリングでき、ばっちり切り替えて使用できました。RCBT-MXを使ったPCではBIOSも操作できました。ただ、気になった点が一つ。繋がっていたPCをシャットダウンしてしまうと、他のPCに切り替えることができなくなってしまうようなのです。キーボード側が相手を見失うと、ストールしてしまうんでしょうか?キーボードの電源を入れなおしてもダメなようで、最後に繋がっていたPCを再度立ち上げるしかないようです。うっかり立ち上がっていないPCに切り替えてしまった場合も同様です。これはファームで直してもらわないことには、結構致命的なんじゃないですかね。ファームアップとかできる仕様になってるのかな?

メカニカルキーボードのススメ
メカニカルキーボードは一般的に現在多く出回っているメンブレン式よりも高価な反面、タッチの感触がザクザクしていてとても気持ちいいんです。キーボードなどはいわば人間とPCを繋ぐインターフェースなワケで、物書きやプログラマにとってはCPUよりもある意味重要なデバイスなんです。剣は確かALPS製のスイッチを使っていたと思うんですが、イマドキのメカニカルスイッチと言えばドイツのCherry社(あ、今はZF Electronics社と言うんですね)。その中でも打鍵感によって何種類かあるんですが、私はなんといっても茶軸派です。重くもなく軽くもなく、絶妙なストロークです。
で、なんとなくそのMajestouchが汚れてきたので(壊れてはいない)、なんかよさげなメカニカルキーボードはないかなーと探していたら、こんなのを見つけました。

Majestouch 2 Convertible
Majestouchの後継としてMajestouch 2は知ってましたし、Bluetooth対応のMajestouch Wirelessというのも以前あったようなんですが。こいつがグッとクルのは4台までのBluetoothホストとマルチペアリングできること。先月の18日に出たばかりの新製品のようです。
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うちでは日常的に使っているデスクトップが3台あるんですが、いちいち立てかけてあったりPCに乗っけてあるキーボードを引っ張ってくるのが面倒なんですよね。KVM切替器はなんとなく生理的にイヤだし。それがコイツなら、Pause+F1~F4キーで、キーボード側の正式な機能として(ここ重要)PCを切り替えられる。これはイイかも!ということでさっそくポチってみました。


上が今使っている初代。かなり汚れてます。パッと見同じように見えますが、右上のランプが、初代は通常のキーボードにあるようなNumロック、Capsロック、Scrollロックなのに対して、ConvertibleはBluetoothのペアリングランプ、バッテリーランプ、ペアリングボタンになっています(Numロックなどの状態は見えません)。残念なのが、USB接続とBluetooth接続が排他になっていること。Bluetoothは3台までになってしまってもいいので、USBとBluetoothを切り替えられるとよかったのですが。
製品にはPC側のBluetoothアダプタは付属しませんので、Bluetoothを内蔵しているノートやスマートフォン以外では、別途用意する必要があります。とりあえず、ブリスターには入っていますがノーブランドバルク扱いでノーサポートのドングル1個315円というのがあったので、3個買ってみました。この値段ならゴミでもいいやと。


キーボード自体のレスポンスは、Bluetoothアダプタにもよるかもしれませんが、打ち始めは遅延を感じることがあります。打っている最中も若干遅延あるかな?とも思いますが、ひょっとしたらプラシーボかもしれません。取りこぼしなんかはありませんので、実用上は全く問題ないと言えるでしょう。切り替えもちょっと試した限りではもたつきは感じませんでしたが、Pause+F1~F4キーという、両手が必要な点がちょっと。また、通常のBluetoothアダプタはOS側が認識して初めてBluetoothデバイスに繋がりますから、BIOSとか、Windows起動前のF4キーなどは反応しません。その辺りはまた真っ当なBluetoothアダプタが来てから。
ワイヤードでよければ、オウルテックやELECOMからもメカニカルキーボード出てたんですね。試したことありませんが、Majestouchに比べると幾分安価です。あーあともっと安いのが上海問屋からも出てるんですが、カーソルブロックやテンキーブロックに間隔がないんですよね。私はタッチタイプには隙間は絶対必要なんで選択肢に入りませんが、隙間なんてなくていいやという人はアリなのかも。でも評判イマイチですね。ちなみに今うちにはもう一枚、今はなきクレバリーのショップブランド?EZ-Digixのメカニカルキーボードも現役です。もう売ってませんが、こちらはMajestouchとほぼ同じ使用感です。
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