Windows 10×LIVA その2
その1のつづきです。
LIVAが組み立ったので、さっそくWindows 10をインストールしてみました。構成としては、
・HDMIでWUXGA(1920x1200)のモニタを接続
・LANは有線接続
・USB 2.0ポートにバスパワードのハブを接続
・ハブにLogicoolの無線キーボード/マウスのドングルを接続
・ハブにセルフパワードの外付けBlu-rayドライブを接続
USB 3.0ポートを使わなかったのは、なんとなくBIOSからではスムースに認識できないような気がしたから。光学ドライブはバスパワードでは電力不足で不安定になる可能性を考えて、通常の5インチ外付けで電源が供給されているものを使用しました。
BIOSで起動ドライブをUSB CD/DVDにしたのですが、なぜか上手いことディスクからブートしてくれず。ただ、製品に付属していたペラのクイックガイドに、うまくブートしない時はF7キーを押せとあったので、起動時にF7キーを連打、表示されたブートメニューで選択したら、ちゃんとディスクから起動してくれました。
パーティションは割らずにまるっと全部OS入れたかったんですが、例によってシステムがこんな感じに細かいパーティションを作りやがりました。あまり気持ちのいいもんじゃないですが、OSが起動してしまえば見えなくなりますので、下手なことせずにそのまま通します。
その後は特に問題もなく、時間にして15~20分ほどで、あっさりインストール完了しました。当たり前といえば当たり前なんですが、ちょっと拍子抜け。
ただ、この後付属のCD-ROMからドライバ類を入れないといけないのですが、自動インストーラーがこのバージョンのWindowsにはインストールできないとか言い出したために、ドライバは個別に手作業でインストールしないといけません。と言っても、それぞれのディレクトリの中のインストーラーを一個ずつ実行するだけですが。うち、既に新しいものが入っているということでインストールの必要のなかったものが一つ、バージョンに対応していないということでインストールできなかったものが一つありました。
結果、Unknown deviceが一つ残ってしまいましたが、別に重要なデバイスではないのでそのまま放置。たしかUART関連だったんじゃないかと。
eMMCは東芝製のようです。ただし、調べるとSanDisk製の場合もあるようですので、ロットによって入手性の高いものを使っているのかもしれません。また、このeMMCはATAコントローラーを介さずに、SD Storage Class ControllerとしてInetl SD Host Controllerに接続されています。その辺りがWindows 8より前のOSがインストールできない原因じゃないかと。
ドライバまでインストールして、ハイバネーションを殺した状態で、ディスクの使用量は11.4GBと、割と余裕があります。シーケンシャルアクセスはイマドキのSSDには遠く及ばないどころか、HDDといい勝負をされてしまう程度ですが、ランダムアクセスはHDDよりも圧倒的に速いので、通常利用に際してはHDDよりも体感速度はずっと上です。Windows Xの起動は15秒程度でしょうか。
使用感ですが、Window sX自体が非力なモバイルデバイスも想定していることもあってか、OSを操作している限りではこれと言って重いとは感じませんでした。試しに有線LANでFullHDのmp4を再生してみたところ、左のように、まだ余裕がある感じです。また、Blu-rayビデオを再生したところ(プレイヤーソフトはPowerDVD 14)、どきどきわずかに引っかかるような感じがあるものの、実用上問題ないと感じました。ファンレスで無音ですので、リビングPCとして最適と言えるかもしれません。
反面、3D性能はまったく期待しない方がいいでしょうね。分かりきったことですので、試してもいませんが。ゲームなどはせずに、ネットを見たり、ちょとした文書作成程度であれば、十分快適に使えるんじゃないかと思います。感覚的には、同クロックのCore2Duo@Windows7くらいでしょうか?
最後にベンチマークでも取ろうかと思ってPCMARK8 v.2.2.282を走らせたのですが、最後にエラーが出てしまいましたので正確かどうかはわかりませんが、Homeで1182という値が出ました。どうもベンチマーク自体は最後まで動いて、システムの情報を取る段で失敗したみたいです。まあ、値段相応のパフォーマンスじゃないかと思いますが、Window SXとの組み合わせならサーバーなどのニッチな用途だけでなく、一般ユースでも実用性十分アリなんじゃないでしょうか。
Window-SXの方も、これまで特に落ちたとかハングしたとかいう不具合や、不審な挙動もなく、安定して動いています。もっとも、テクニカルプレビューとはいうものの、実際にはWindows 8.xの焼き直しですから、それくらいは当然かもしれませんが。
遂に時代が追いついてきた!?
LIVAが組み立ったので、さっそくWindows 10をインストールしてみました。構成としては、
・HDMIでWUXGA(1920x1200)のモニタを接続
・LANは有線接続
・USB 2.0ポートにバスパワードのハブを接続
・ハブにLogicoolの無線キーボード/マウスのドングルを接続
・ハブにセルフパワードの外付けBlu-rayドライブを接続
USB 3.0ポートを使わなかったのは、なんとなくBIOSからではスムースに認識できないような気がしたから。光学ドライブはバスパワードでは電力不足で不安定になる可能性を考えて、通常の5インチ外付けで電源が供給されているものを使用しました。
BIOSで起動ドライブをUSB CD/DVDにしたのですが、なぜか上手いことディスクからブートしてくれず。ただ、製品に付属していたペラのクイックガイドに、うまくブートしない時はF7キーを押せとあったので、起動時にF7キーを連打、表示されたブートメニューで選択したら、ちゃんとディスクから起動してくれました。

パーティションは割らずにまるっと全部OS入れたかったんですが、例によってシステムがこんな感じに細かいパーティションを作りやがりました。あまり気持ちのいいもんじゃないですが、OSが起動してしまえば見えなくなりますので、下手なことせずにそのまま通します。

その後は特に問題もなく、時間にして15~20分ほどで、あっさりインストール完了しました。当たり前といえば当たり前なんですが、ちょっと拍子抜け。


ただ、この後付属のCD-ROMからドライバ類を入れないといけないのですが、自動インストーラーがこのバージョンのWindowsにはインストールできないとか言い出したために、ドライバは個別に手作業でインストールしないといけません。と言っても、それぞれのディレクトリの中のインストーラーを一個ずつ実行するだけですが。うち、既に新しいものが入っているということでインストールの必要のなかったものが一つ、バージョンに対応していないということでインストールできなかったものが一つありました。

eMMCは東芝製のようです。ただし、調べるとSanDisk製の場合もあるようですので、ロットによって入手性の高いものを使っているのかもしれません。また、このeMMCはATAコントローラーを介さずに、SD Storage Class ControllerとしてInetl SD Host Controllerに接続されています。その辺りがWindows 8より前のOSがインストールできない原因じゃないかと。


ドライバまでインストールして、ハイバネーションを殺した状態で、ディスクの使用量は11.4GBと、割と余裕があります。シーケンシャルアクセスはイマドキのSSDには遠く及ばないどころか、HDDといい勝負をされてしまう程度ですが、ランダムアクセスはHDDよりも圧倒的に速いので、通常利用に際してはHDDよりも体感速度はずっと上です。Windows Xの起動は15秒程度でしょうか。

反面、3D性能はまったく期待しない方がいいでしょうね。分かりきったことですので、試してもいませんが。ゲームなどはせずに、ネットを見たり、ちょとした文書作成程度であれば、十分快適に使えるんじゃないかと思います。感覚的には、同クロックのCore2Duo@Windows7くらいでしょうか?
最後にベンチマークでも取ろうかと思ってPCMARK8 v.2.2.282を走らせたのですが、最後にエラーが出てしまいましたので正確かどうかはわかりませんが、Homeで1182という値が出ました。どうもベンチマーク自体は最後まで動いて、システムの情報を取る段で失敗したみたいです。まあ、値段相応のパフォーマンスじゃないかと思いますが、Window SXとの組み合わせならサーバーなどのニッチな用途だけでなく、一般ユースでも実用性十分アリなんじゃないでしょうか。
Window-SXの方も、これまで特に落ちたとかハングしたとかいう不具合や、不審な挙動もなく、安定して動いています。もっとも、テクニカルプレビューとはいうものの、実際にはWindows 8.xの焼き直しですから、それくらいは当然かもしれませんが。

遂に時代が追いついてきた!?
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Windows 10×LIVA その1
先日、次期Windowsが発表されましたね。順当ならWindows 9、直前になってWindows thなんて噂がありましたが、まさかのWindows 10。MSは「あらゆるデバイスで包括的に動作する幅広いプラットフォーム」ということで桁を上げたと説明してるようですが、大方の人の見方としては「一刻も早く8.xを遠い過去のものにしたいからに違いない」ってとこでしょうか。
個人的には、将来的に10を避けたいけど、直前に避けると逃げたと取られるから、早めに違うルールで来るかと思ったんですがね。まさかXでぶつけてくるとは。Windows ∞(インフィニティ)とかどうかと思ったんですが。
それはそれとして、Windows 10のテクニカルプレビューをダウンロードした訳ですが、さあドコ入れようかと。メインマシンをマルチブートとかにして、何か問題が発生したら仕事にも支障出るし、遊んでるSamsungのSSDにでも入れようかと考えていたら、こんなものを見つけました。
WindowsベースのデスクトップPCを実現した超小型ベアボーン

詳細はリンク先を見てもらうとして、ベアボーンといいつつもCPUはもちろん、メモリもストレージもオンボードなので、あとOSさえあればPCの体をなすという、まさしくWindows Xの検証機として生まれてきたようなキットです。しかも小さくて安い!今年の春頃にシリーズが誕生し、スペックアップして8月に発売された三代目だそうで、かならずしも新製品という訳ではありませんが、さっそくポチりました。
ま、後から冷静に考えたら、CPUはBay Trail-MのCeleron N2807、つまりデュアルコアAtomで、メモリはDDR3L 2G、ストレージeMMC64GBて…これってスペック的にはディスプレイとバッテリー(とOS)のない安タブレットと変わらないでは?だったら別段小さくも安くもないのでは?とかちらっと思いましたが、気にしない方向で。
とはいえ、やはり実物を手に取ると、写真で見る以上に小さく感じます。基板サイズは名刺より一回り大きい程度です。基板手前にある4ピンは、USBだったら嬉しいなと思ったのですが、マニュアルによるとUARTデバッグピンだそうで。左奥にもパターンだけありますが、これは何でしょうかね?20ピンてことは…USB 3.0とか?
裏面にはM.2コネクタがあり、同梱のWi-Fi 802.11a/b/g/nとBluetooth 4.0モジュールを載せます。残念ながらacには非対応ですが、必要ならacに対応したM.2モジュールを別途用意すれば載るんじゃないかと。この辺とか↓
コネクタの切り欠きを見る限り、KeyEのようですので、逆にWi-FiやBluetoothはいらないという人は、こんなのを使ってPCI Expressを載せることもできるのかも。
かなりのキワモノですので、正常に動くのかは分かりませんが。ちょっと考えましたが、本体に比べて値段がバカにならない、別途電源が必要になる、そもそもこの機械にPCI Expressが載ってもこれと言って使い道なさそうということで、手を出すのはやめました。人によってはRAIDカード載せたいとか(所詮はPCIe x1ですが)、アースソフトのアレ載せたいとかあるかもしれませんね。
ヒートシンクの背はさほどでもなく、明らかにLANのコネクタが突出してます。このRJ-45をどうにかすればもっと背を低くできるのに。
相対的にACアダプタがでかく見えますね。5V3AのmicroUSBです。
キーボードやマウスは、せっかく載っているのでBluetooth接続がスマートかと思うのですが、BIOSやOSでドライバ入れるまでは認識できませんので、最初だけはどうしてもUSBで繋ぐ必要があります。
つづく
個人的には、将来的に10を避けたいけど、直前に避けると逃げたと取られるから、早めに違うルールで来るかと思ったんですがね。まさかXでぶつけてくるとは。Windows ∞(インフィニティ)とかどうかと思ったんですが。
それはそれとして、Windows 10のテクニカルプレビューをダウンロードした訳ですが、さあドコ入れようかと。メインマシンをマルチブートとかにして、何か問題が発生したら仕事にも支障出るし、遊んでるSamsungのSSDにでも入れようかと考えていたら、こんなものを見つけました。
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ま、後から冷静に考えたら、CPUはBay Trail-MのCeleron N2807、つまりデュアルコアAtomで、メモリはDDR3L 2G、ストレージeMMC64GBて…これってスペック的にはディスプレイとバッテリー(とOS)のない安タブレットと変わらないでは?だったら別段小さくも安くもないのでは?とかちらっと思いましたが、気にしない方向で。


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相対的にACアダプタがでかく見えますね。5V3AのmicroUSBです。
キーボードやマウスは、せっかく載っているのでBluetooth接続がスマートかと思うのですが、BIOSやOSでドライバ入れるまでは認識できませんので、最初だけはどうしてもUSBで繋ぐ必要があります。
つづく
