人差し指トラックボール万歳
私はX68000のマウストラックボールの頃からのトラックボーラーなんですが。ここ十年以上はMicrosoftのTrackball Explorerを愛用しておりまして。ただ、このTrackball Explorerはとうの昔に生産終了してまして、現在はオークションなどの中古以外は入手できない状態です。で、そのTrackball Explorerなんですが、現在よく見るエルゴノミクストラックボールが親指でボールを操作するタイプであるのに対して、こっちは人差し指でボールを操作するタイプなんです。なのでもしTrackball Explorerが故障しても、他へ移行しにくいという、人差し指トラックボーラーには苦難の時代だったんですが。
そもそも「人差し指」の名の通り、何かをポイントするには親指より人差し指の方が向いていますし、人差し指の方がストロークも長ければ繊細な操作にも優れ、パワーこそ親指に敵わないものの、そもそもボールを回すのに力がいるトラックボールとか設計不良なわけで。なのに何故現在親指トラックボールが主流なのかと言えば、マウスユーザーからの移行しか考えていないからなんでしょうね。腱鞘炎予防にマウスからトラックボールに持ち替えませんか?というときに、人差し指と中指はマウスと同様に左ボタンと右ボタンを操作し、ホールドしてマウスを動かす必要のなくなった親指をボール操作に当てれば、これまでとそれほど操作感は変わりませんよ、という流れです。それはまるで携帯キャリアが、他からの流入ばかり優遇し、昔からのユーザーは無視するかのごとく、以前からのトラックボーラーが迫害されているのです。
まあそんなワケで人差し指トラックボールは絶滅寸前で、仕方ないからこれまで親指トラックボールを幾つか買って試してみてはいるのですが、やはりどうしても馴染めず。うちに二台あるTrackball Explorerもずいぶん前からボールのすべりがかなり悪くなってきていて、でも改造してぶっ壊すと代替品がないのでそのまま使っていたのですが、ちょっと前にいよいよ我慢できずにボール支持球をセラミックに交換して、うまいことボールの回転はスムースになったのですが。まあその改造は本筋ではないのでここでは省略しますが。で、支持球なら交換できますが、電子部品が壊れたらどうしようもないから、中古ででも予備を調達しとくべきなのかなぁと考えていたそんな折に、
それがこちら!
左側が同社の親指モデルの一つ古いモデル、右が今回の新製品・人差し指モデルのM-DT1DRBKです。
ちなみにTrackball Explorerとの比較はこちら!


あ…うん。まあ、そうだよねー…。ELECOMのボールは親指も人差し指も共通の直径34ミリ、対してTrackball Explorerは46ミリ。体積比にしたら2.5倍ですよ…

この体積差はいかんともしがたい。案の定転がり具合は雲泥の差です。どっちが上かは言うまでもないでしょう。そしてもう一点、納得いかないことが。ホイールの径も厚みも、親指モデルより小さい。
なんで?
回しにくいよ!なんでわざわざ共通部品にせずに小さく作り直した!ワケがわからないよ!
まあ小さいのは全体的に小さいので、そのまま全てを2回りか3回り大きくすれば、海外でもかなり需要あると思うのになぁ。ボタンの配置なんかは入れ替えれば悪くなさそうなのに。支持球は人口ルビーらしいので、磨耗の度合いは少ないかもしれませんが。

結論として、これをTrackball Explorerの代わりとして使えと言われても、それはWindowsの代わりにAndroidで仕事しろと言うくらいムリかなぁ。まあこれがそこそこ売れてくれれば(人差し指トラックボール難民はそれなりにいると思うので、割と出ると思う)、サンワ辺りが黙っていないだろうし、あるいはロジ辺りの再参入もあるかもしれないし、盛り上ってくれるといいなぁ。Microsoftは出さないだろうけど。言っとくけど人差し指トラックボーラーは、納得いく人差し指トラックボール作ってくれれば1万円でも買うからね。むしろ妥協した製品とかでお茶濁すなよ。
そもそも「人差し指」の名の通り、何かをポイントするには親指より人差し指の方が向いていますし、人差し指の方がストロークも長ければ繊細な操作にも優れ、パワーこそ親指に敵わないものの、そもそもボールを回すのに力がいるトラックボールとか設計不良なわけで。なのに何故現在親指トラックボールが主流なのかと言えば、マウスユーザーからの移行しか考えていないからなんでしょうね。腱鞘炎予防にマウスからトラックボールに持ち替えませんか?というときに、人差し指と中指はマウスと同様に左ボタンと右ボタンを操作し、ホールドしてマウスを動かす必要のなくなった親指をボール操作に当てれば、これまでとそれほど操作感は変わりませんよ、という流れです。それはまるで携帯キャリアが、他からの流入ばかり優遇し、昔からのユーザーは無視するかのごとく、以前からのトラックボーラーが迫害されているのです。
まあそんなワケで人差し指トラックボールは絶滅寸前で、仕方ないからこれまで親指トラックボールを幾つか買って試してみてはいるのですが、やはりどうしても馴染めず。うちに二台あるTrackball Explorerもずいぶん前からボールのすべりがかなり悪くなってきていて、でも改造してぶっ壊すと代替品がないのでそのまま使っていたのですが、ちょっと前にいよいよ我慢できずにボール支持球をセラミックに交換して、うまいことボールの回転はスムースになったのですが。まあその改造は本筋ではないのでここでは省略しますが。で、支持球なら交換できますが、電子部品が壊れたらどうしようもないから、中古ででも予備を調達しとくべきなのかなぁと考えていたそんな折に、
「エレコム、人差し指トラックボール出すってよ」
とアマゾン先生に教えて頂いて。人差し指派の狂喜乱舞が目に浮かびます。もちろん私もポチりまして、前フリが長かったけれどそれが今日届いたワケです。それがこちら!

左側が同社の親指モデルの一つ古いモデル、右が今回の新製品・人差し指モデルのM-DT1DRBKです。
ちなみにTrackball Explorerとの比較はこちら!


あ…うん。まあ、そうだよねー…。ELECOMのボールは親指も人差し指も共通の直径34ミリ、対してTrackball Explorerは46ミリ。体積比にしたら2.5倍ですよ…

この体積差はいかんともしがたい。案の定転がり具合は雲泥の差です。どっちが上かは言うまでもないでしょう。そしてもう一点、納得いかないことが。ホイールの径も厚みも、親指モデルより小さい。
なんで?
回しにくいよ!なんでわざわざ共通部品にせずに小さく作り直した!ワケがわからないよ!
まあ小さいのは全体的に小さいので、そのまま全てを2回りか3回り大きくすれば、海外でもかなり需要あると思うのになぁ。ボタンの配置なんかは入れ替えれば悪くなさそうなのに。支持球は人口ルビーらしいので、磨耗の度合いは少ないかもしれませんが。

結論として、これをTrackball Explorerの代わりとして使えと言われても、それはWindowsの代わりにAndroidで仕事しろと言うくらいムリかなぁ。まあこれがそこそこ売れてくれれば(人差し指トラックボール難民はそれなりにいると思うので、割と出ると思う)、サンワ辺りが黙っていないだろうし、あるいはロジ辺りの再参入もあるかもしれないし、盛り上ってくれるといいなぁ。Microsoftは出さないだろうけど。言っとくけど人差し指トラックボーラーは、納得いく人差し指トラックボール作ってくれれば1万円でも買うからね。むしろ妥協した製品とかでお茶濁すなよ。
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マウス収納させました
先日衝動買いしたLIFEBOOK S935/K用に外付けマウスが欲しいかなと思っていたら、AmazonでBluetoothマウス Arc Touch Bluetooth Mouseがタイムセールで3,300円ほどになっていたので、すかさずポチってみました。
このシャクトリマウス自体は別に新製品でもないのですが、薄っぺらくなって携帯性が高いのがウリです。まあフラットなボタンとか、側面がないのでホールド感が悪いとか、決して使いやすいわけではないのですが、携帯性とのトレードオフと思えばやむを得ないでしょう。
ただ、薄いと言っても、単四電池2本を内蔵する関係で、頭の部分はもっこりしていて、必ずしも薄っぺらというワケではなく。スリーブケースのポケットとかに入れれば盛り上ってしまいますし、あまりスマートじゃない。別途ポーチとか用意した方がいいのか、と思ったのですが…
ノートの光学ドライブベイにすぽっと収まってみたりして。マウスの頭がもっこりしてますが、ノートのバッテリーももっこりしているので、このまま置いてもマウス部分は接地しません。ノートを外に持ち出すときは光学ドライブは不要ですし、そもそも機械部品は運搬の振動で壊れやすいので光学ドライブは持ち歩かない方が無難です。
というワケで、スペーサーを作ってみました。5ミリ厚のスチロールを張り合わせ、見栄えの為にそこらに落ちていた0.1ミリ厚のアルミ板を貼り付けてみました。
これを差し込むことで…
こんな感じでぴったり収納!
オモテから見るとこんな感じ!
なかなかスマートに内蔵できました。


このシャクトリマウス自体は別に新製品でもないのですが、薄っぺらくなって携帯性が高いのがウリです。まあフラットなボタンとか、側面がないのでホールド感が悪いとか、決して使いやすいわけではないのですが、携帯性とのトレードオフと思えばやむを得ないでしょう。




これを差し込むことで…


こんな感じでぴったり収納!

オモテから見るとこんな感じ!
なかなかスマートに内蔵できました。

LIFEBOOK S935/Kカスタマイズしました
先日衝動買いしたノートを早速カスタマイズ。
メモリ:PC3L-12800 8GB増設
ストレージ:SSD 128GBに換装
無線LAN:7265NGW ACに換装
SSDは以前使っていたノートに載っていた安いSSDを移しました。メモリは楽天で格安(4500円くらい)のがあったので。7265NGW ACは日本だと5000円くらいしますが、eBayで2700円くらいでした。
M.2(NGFF)カードって結構小さいんですね。
左が元から載っていた7265NGW BN(2.4GHz帯対応)、右が新しい7265NGW AC(2.4/5GHz帯対応)のものです。

裏蓋開けるとこんな感じ。左上は光学ドライブのスロット部分で、そこは基板はなくキーボードの裏側が見えてます。

電源を入れたら、ドライバを入れるまでもなく、以前のドライバでそのまま動作しました。このカードはベストエフォートで866Mbpsですので、まあこんなもんでしょう。
メモリ:PC3L-12800 8GB増設
ストレージ:SSD 128GBに換装
無線LAN:7265NGW ACに換装
SSDは以前使っていたノートに載っていた安いSSDを移しました。メモリは楽天で格安(4500円くらい)のがあったので。7265NGW ACは日本だと5000円くらいしますが、eBayで2700円くらいでした。



裏蓋開けるとこんな感じ。左上は光学ドライブのスロット部分で、そこは基板はなくキーボードの裏側が見えてます。


電源を入れたら、ドライバを入れるまでもなく、以前のドライバでそのまま動作しました。このカードはベストエフォートで866Mbpsですので、まあこんなもんでしょう。

LIFEBOOK S935/K買いました

2015年1月のモデルですので、必ずしも新しい製品ではないのですが、法人向けのモデルのようで、ネットに情報がほとんどなかったので、書いておこうかと。とはいえ、個人向けのLIFEBOOK SH90/Tとボディも含めてハードウェア的にかなり共通みたいですが。
基本構成は
CPU:Core i5-5300U(Broadwell-U) 2.3GHz 最大2.9GHz 2コア4スレッド
メモリ:2GBオンボード PC3L-12800 空きスロット1
ストレージ:2.5インチ SATA HDD 320GB
ディスプレイ:13.3インチ WQHD(2560x1440) IGZO
OS:Windows 7 Pro 32bit
重量:1.21kg
といったところ。ディスプレイはFullHD(1920x1080)のモデルもありましたが、どうせ買うならと。タッチパネルではありません。また、OSはWindows 8.1のラインナップもあるようですが、どうせWindows 10にアップグレードしますし。
個人モデルSH90/TはCPUがCore i5-5200Uですので、少しだけこちらの方が上ですが、SH90/Tは上位のCore i7モデルもあるようですので、間を取ったということでしょうか。また、個人モデルに関しては、秋モデルのSH90/W(Skylake)が出ています。また、個人モデルはメモリがオンボードで4GBですが、法人モデルはその代わりにセキュリティ関連のHWが載っているということでしょうか(使いませんが)。
で、法人モデルは基本富士通のネットショップでの販売で、注文の際にカスタムメイドでオプションを選択するのですが、今回はわけあり品を楽天のとあるショップで注文したため、オプションは何が付いているか届いてみるまで分からない状況。最悪無線LANも内蔵されていない可能性もあったのですが、うちに届いたモデルは、
メモリ:2GB増設済み
光学ドライブ:スーパーマルチドライブ
無線LAN:802.11b/g/n 7265NGW M.2(NGFF)
でした。さらに外付けマウスも付いてました。まあメモリは8GB増設しようと思いますので載っていた2GBのモジュールは不要になりますし、ひょっとしたら無線LANも802.11ac対応のカードに差し替えるかもしれませんが、無線LANアンテナが最初から内蔵されていたのは大助かりです。これで69,800円、ポイントやら考えたら6万中盤でしたので、かなりお買い得だったんじゃないでしょうか。
ただ、バッテリーには注意が必要です。長時間駆動もウリの一つのようですが、20時間というのは大容量バッテリーと増設バッテリーを載せた状態で、標準バッテリーではカタログスペックで4.9時間です。どうも標準バッテリーは6セル入るバッテリーケースの中に3セル(24Wh)しか入れずに、軽さを稼いでいるみたいです。カタログスペックで4.9時間ということは、実測では4時間切りそうな実働時間はモバイル用途としてはちょと心許ないですが、ビジネス用途なら持ち出し先は主に電源を取れる場所というのが少なくないという判断でしょう。実際私も持ち出すときは電源を借りられるクライアント先の事務所がほとんどです。家の中で電源を入れたまま動かしたいとか、緊急時に外で何かを確認するだけというのであれば、まあ4時間でもなんとかなりそうですし。あと停電やブレーカー落ちたときのUPS代わりとして。ちなみにバッテリーはSH90と共通のようです(SH90は標準が4セルみたいです)。
さてOSですが、Windows 7 32bitはそのまま無料アップグレードしてもWindows 10 32bitにしかなりません。ただし、64bitにするのに別途OSを購入(ライセンス料を支払う)しなければならないというわけではありません。まずはWindows 10 32bitに普通にアップグレードしましょう。その後に、Windows 10上でその機器のライセンス認証が済んでいることを確認したら、プロダクトキーを確認するソフトを使って、プロダクトキーを調べて控えておいてください。検索すればすぐにフリーウェアが見つかると思います。まあ無料アップデートのキーは共通なんですが(HomeとProでは違うものです)。その上でMicrosoftのサイトからWindows 10のインストールディスクイメージ(今の場合は64bit版)をダウンロードして、ディスクを作ってください。そのディスクからWindows 10をクリーンインストールして、先ほど控えたプロダクトキーを入れれば、ライセンス認証は通るはずです。Windows 10の無料アップデート期間を過ぎるとどうなるかわかりませんが。この際、別途SSDなどを用意して、そちらにクリーンインストールしても、ストレージ程度の機器の変化なら許容してくれます(内蔵されていたHDDは7mm厚でしたが、スペーサーが噛ませてありましたので9.5mm厚でも入ると思います)。ただし、クリーンインストールになりますので、ドライバ類は自分で入れなおしです。富士通独自のドライバやアプリケーションもあり、富士通のサイトから機種検索で探してもすんなり見つからないものもありますので、先に探して保管しておくのが賢明です。バッテリーユーティリティとか。尚、指紋センサーはドライバが適切に入ってれば、Windows Helloで動作することは確認しました。
