Bluetoothキーボード 2枚目
ミヨシMCO TK-BT01
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ミヨシMCO Bluetooth 光学式トラックボ-ル付きキ-ボ-ド TK-BT01 新品価格 |

単三電池2本駆動ですが、実測503グラム、最厚部38ミリ程ありますので、持ち運びには適しません。
ボールは周囲のリングを回すと外せますので、メンテナンス性は高く、3つの鉄球で支持されており、センサーは光学式です。ただ、ボールは5グラム程と軽く、表面がざらついているために、すべりはよくありません。通常の光学式トラックボールのボールは、光学的に読み取るための何らかの模様が描かれ、その上に滑らかなコーティングが施されているのですが、このキーボードはプラスチック球の表面のざらつきを読み取る簡易的な仕組みになっています。そのため、このボールではすべりが悪いだけでなく、恐らく支持球の磨耗も激しいのではないかと思います。


まああと、正直に言ってしまうと、こういう一言で片付けたくはないのですが、全体的に安っぽいです。幼児向けの柔らかいプラスチックでできた中身がほぼ空洞のおもちゃを叩いたような反響音がします。手前の段差とか形状とか、梨地と艶地の切り替えのラインとか、いかにも「男の子向け」のようなデザインですし。凸方のキートップもイマドキではありませんし、デザインセンスをもうちょっとなんとかねぇ…


あと、電源ボタンが裏側にあります。放っておけばスリープになるとはいえ、ちょっとでも電池消費を抑えようと電源の入り切りをするのに、キーボードをいちいち裏返さないといけないというのはどうなんでしょう。また、トラックボールはキーボードの左右を握っての操作が想定されていますが、そのスタイルではキーは打てません。床に置いてトラックボールを操作することもできますが、ホームポジションから左右とも大きく手を動かす必要があります。
総合的に言って、トラックボールという武器は持っているものの、その質はあまり高くなく、全体的に使い勝手や完成度はまだまだという印象です。ユニークではあるのですが、もったいないですね。
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