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Bluetoothキーボード 3枚目

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 ソニー純正の、PlayStation3専用キーボードです。が、なぜかWindowsキーまで付いたテンキーレスキーボードです。キーピッチ19ミリで、オーソドックスなキー配列、幅の狭いキーもありませんが、縁のないデザインでかなりコンパクトにまとめられています。一見して右のMSのWedge Mobile Keybordに似ていますが、単三電池二本駆動、最厚部が約25ミリ、実測で475グラム(電池込)ありますので、モバイル用途に向いているとは言い難いです。
 ただ、本キーボードの最大の特徴はその外見ではなく、ポインティングデバイスとしてスティックポイントを装備している他、ゲームパッドデバイスとしての機能も備えていることです。つまり、これ一台でWindowsからは、キーボード、ポインティングデバイス、ゲームパッドの3つのデバイスとして認識される、一台三役の多機能キーボードなんです。まあこのゲームパッド機能で実際にゲームができるかどうかは怪しいですが。
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 表(おもて)面は全体がフラットで洗練されたデザインになっています。キーはパンタグラフのようですが、打ち易さを考慮してキートップをわずかでもいいので窪ませていて欲しかったところです。反対に裏面はかまぼこ形状になっていて、電池ホルダ兼チルトスタンド部分が盛り上っています。ボディはプラスチックですが、安っぽくは感じません。ミヨシMCOのと何が違うんでしょうかね?また、かまぼこ形状のためか、かなり剛性は高く、通常打鍵においてはたわみは全くありません。
DSC02403.jpg  スティックポイントはThinkPadのものよりも二回りくらい小さいですが、あれを使ったことのある人であれば、違和感なく操作できるんじゃないかと思います(最近のThinkPadのスティックポイントは光学式のようですが、こちらは旧タイプの歪ケージ(?)タイプです)。ただし、左右のボタンが細すぎて若干押しにくいのが残念です。もう少し手前に伸ばすか、トータルデザインもありますが斜めにラウンドさせてボタン面積を稼ぐなどの工夫が欲しかったところです。
DSC02476.jpg  電源は右下のPSマークのボタンで、ペアリングされている間はその左の赤いランプが点きっぱなしになります。ちょっとバッテリーの消費が気になります。また、このキーボードはスタンバイという状態がないようで、しばらく操作しないと電源が落ち、復帰させるには電源ボタンを押す必要があります。また、ペアリングが切れても電源が落ちますので、PCを再起動した場合も、再度電源ボタンを押さないといけません。反面、ペアリング中は、電源ボタンを押しても(長押ししても)電源が落ちません。分かっていればなんということもありませんが、通常のワイヤレスキーボードの一般的な作法からすると、ちょっと?が飛びます。
DSC02473.jpg  Versa Proに合わせるとこのようなスケール感になります。幅はVersa Proに比べるとわずかに狭いくらいで、無駄な主張もないので綺麗にまとまりますが、タブレットスタンド機能はありませんので、別途本体を立てる方法が必要になります。
 発売当初はこのキーボードは不具合が多く、不評だったようなのですが、現在のロットでは(というかもう製造されていないかもしれなくて、店頭在庫しかないかもしれませんが)だいたい解消されているようです。触った感じでは、キーの取りこぼしがまれにあるような気もしますが、実用上は大きな問題になるほどではないかな、という感じです。というか、取りこぼしが絶対あってはならないという人は、ワイヤレスキーボードは使っちゃダメなんじゃないかな。あと、Bluetoothデバイス全体に言えることですが、取りこぼしが多発するとか、ペアリングがたびたび切れると言う人は、Wi-Fiを5GHz帯にするとか、まず他の2.4GHzの電波を発するものとの干渉をチェックしてみるといいと思いますよ。まあ干渉がなくてもダメなヤツはダメですが。
 ところでこのキーボード、スティックポイントは付いていますが、ホイールに相当するものはありません。また、よく見るとHome、End、PageUp、PageDownキーがありません(あまり使わないかもしれませんが)。ただし、このキーボードは先に述べたように、ゲームパッドデバイスとしても機能します。具体的には、Fnキー併用で、キートップに刻印された青文字のボタン(PAIRING除く)と、スティックポインタは上下左右に相当するパッド操作になります(カーソルキーはPOV)。ですので、このキーボードをパッド代わりに使わないのであれば、それらに別の機能を割り当てるのが得策です。割り当てのソフトウェアは付属しませんが、JoyToKeyというシェアウェアを試したところ、Fnキー+スティックポインタの上下をホイールに、カーソルキーをPageUpなどに割り当てて動作することを確認できました。他のボタンにも、ありがちなメディアキーなどに割り当てれば、よくあるメディアキーボードのように使えそうです。惜しむらくは、Fnキーの位置が、ホームポジションでは押しにくいことでしょうか。「無変換」と入れ替えてくれれば言うことナシだったのですが。

 総括として、家でタブレットと組み合わせて使うなら、これ以上は望むべくもないんじゃないかと思います。ばりばりと文章を打ったり、しゃかりきに使い倒すのであれば多少の不満もありましょうが、サブのマシンで、占有スペースを極力少なく、それでいて必要なときにはある程度の操作性を確保したい、というのであれば、下手なノートのキーボードよりも使いいいんじゃないかと思います。Windowsタブレット持ちならば、一度は試してみる価値があると思いますよ。いつまで販売しているか分かりませんが。
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